お世話になります。
リーマンたくです。
以前の記事で、紹介したんですが、僕は自律神経失調症です。
とっていも、かなり症状は軽い方だと思います。
しかし、まだ悩まされることが多々有ります。
そんな時、友人からある本を勧められました。
それがこちらです。
(文庫)なぜ、「これ」は健康にいいのか? (サンマーク文庫)
小林弘幸 サンマーク出版 2016-01-18
この本を読んだレビューをかいていきます。
1.すべては「これ」で説明できる
自律神経には、交感神経と副交感神経があり、その副交感神経を高めることが健康につながると書いています。
女性が男性より長生きすること、郷ひろみが若さを保っている秘訣、石川遼、タイガー・ウッズ、キム・ヨナなどが、成功しているのは、副交感神経を高めているからと言われています。
ゆっくり歩いたり、ゆっくり呼吸したり、呼吸を深くして、ゾーンに入ったりすることで、健康になったり、パフォーマンスを高めたりすることができます。
ジョギングとウオーキングについても書かれていました。
ゆっくり呼吸のできるウオーキングの方が健康には良いみたいです。
とりあえず、ここでは、「ゆっくり動く」ことで副交感神経を高めることが健康につながるということを学べました。
2.健康は自律神経のバランスで決まる
自律神経は、脳と同じくらい重要と言われています。
交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキの役目をしています。
アクセル全開でもダメですし、ブレーキばかり踏むと前に進みません。
ですから、交感神経と副交感神経のバランスをとることが大切と言われています。
例えば、スポーツ選手ややり手のビジネスマンは交感神経が優位と言えます。また、周囲がインフルエンザなどで倒れている中、ピンピンしている人は副交感神経が優位と言えます。
一番良い状態は、交感神経も副交感神経も両方が高い状態が良いと言われています。
自律神経が崩れると、免疫力が低下したり、更年期障害になってしまいます。
また交感神経が優位な人は、高血圧や糖尿病になりやすいと言われています。
ですから、自律神経を整えることで、健康になれるということです。
3.副交感神経の働きを高める生活習慣
日本人は、交感神経が優位で副交感神経を高める必要があると言われています。
・30分の余裕をつくる
何事においても余裕を作ることが大切です。集合の30分前に集合する、30分余裕を持って起床するなどをすることによって、緊張や興奮などが抑えられ、副交感神経を高めることができます。
・歯磨きをゆっくりする
いくら焦っていたとしても歯磨きだけでもゆっくりすることで、副交感神経を高めます。
・お酒を飲む時は同量の水を飲む
お酒によって、血流が悪くなり、頭痛などを引き起こします。
同量の水を飲むことで、血流が良くなり、頭痛などが生じにくくなります。気持ち悪くなるのも、交感神経が優位になった時です。
水を飲むことで、副交感神経が優位になり、楽になります。
・朝、水を飲む
朝、コップ一杯の水を飲むことで、腸の動きが活発になり、副交感神経を高めます。
腸の動きは、自律神経のバランスをとることに重要といわれています。
便秘なども自律神経の不調からきていることがあります。
自律神経を整えること=腸の機能を整えること
であるとも言われています。
・運動は夜
朝、運動した方が良いとよく言われますが、夜の方が良いとこの本には書いていました。
なぜかというと、寝起きは、怪我をしやすいということ、パフォーマスが十分出せないことなどが挙げられます。
朝は、頭が働きやすい時間なので、体を動かすのではなく、頭を動かすことが進められています。
・呼吸は一瞬で体の状態を変える
呼吸は一瞬で体の状態を変える力があると言われています。
自律神経を整える簡単な方法は、呼吸を整えることです。
これによって、健康の維持、パフォーマンスの上昇を望めます。
人生の質はこれで決まる
まず、笑顔でいることが大切であると書かれています。
笑顔でがんが治ったり、医者が笑顔でいることで、病気が治ったり、とりあえず笑顔でいることで、健康になれるみたいです。
逆に、怒るばかりしていると、血液がドロドロになり、健康を害してしまいます。
なので、愚痴を言わず、弱音を吐かず、笑顔でいることが大切です。
自律神経のバランスは周りにもうつります。
ですから、自律神経を整えることで、人生、周りをコントロールできると言われています。
自律神経を制するものは、人生を制する
みたいなことだと思います。
最後に
日本人は、自律神経のバランスでいうと、交感神経が優位となっている人が多いです。
ですから、副交感神経を鍛えることで、健康が保てます。
僕も、交感神経が優位な状態が多いです。
呼吸や生活習慣に気をつけ、副交感神経を鍛えていきたいと思います。