お世話になります。
リーマンたくです。
去年の健康診断のことですが、今まで、健康診断は毎回A判定、今回も何の心配もしていませんでした。が、しかし、入っていたのは、要精密検査の紙、、、
何の数値が引っかかったのかというと、肝機能の数値でした。
毎晩の酒が効いたのか、もしくはただ歳のせいなのか、僕には全く想像ができませんでした。
まさか、肝臓がん?何ていう心配もしてしまいました。
なので、色々と調べてみました。
肝機能の数値について
まずは、肝機能の数値について。
AST(GOT) 基準値:IU/L30以下
ALT(GPT) 基準値:IU/L30以下
γGTP 基準値:IU/L50以下
ASTが高い場合は、肝細胞が障害を受けている場合があります。何らかの異常で肝細胞が破壊されることにより、血液中に漏れ出します。
しかし、AST(GOT)は肝臓以外の臓器にも存在するため、値の増減が必ずしも肝臓に関係しているとは限らず、AST(GOT)値のみが高値を示す場合は、肝臓以外の病気である可能性もあります。
ALTが高い場合は、肝細胞が障害を受けている場合があります。この数値は肝細胞のみです。
γGTPは、お酒の飲み過ぎ・肥満やある種のお薬などにより、γ-GTPがたくさんつくられるようになります。そのためγ-GTPが血液中に漏れ出し、数値が上がります。お酒や薬に影響されやすい数値です。
ちなみに僕の結果は、ASTが99IU/L、ALTが59IU/L、γ-GTPは正常値でした。
疑われる病気
AST(GOT)が高い値を示す病態
肝疾患
肝炎(急性・慢性)、肝硬変、肝がん、脂肪肝 など心・骨格筋疾患
心筋梗塞、筋ジストロフィー、多発性筋炎 など血液疾患
溶血性貧血(発作性夜間ヘモグロビン尿症など) などその他
膵炎、胆管炎、胆道がん など
ALT(GPT)が高い値を示す病態
・肝炎(急性、慢性)・肝硬変・肝がん・脂肪肝
・胆汁うっ滞 など
また、数値によっても疑われる病気が変わってきます。
- AST 500IU/l以上 … 急性肝炎、心筋梗塞など
- AST 100~500IU/l … 肝炎、肝臓がん、アルコール性肝障害、心筋梗塞など
- AST 33~100IU/l … 慢性肝炎、肝硬変、アルコール性肝障害、心筋梗塞など
- ALT 500IU/l以上 … 急性肝炎、慢性肝炎の急性増悪
- ALT 100~500IU/l以上 … 急性肝炎、慢性肝炎、閉塞性黄疸
- AST < ALT … 慢性肝炎、脂肪肝
- AST > ALT … アルコール性肝障害、肝硬変、肝臓がん、心筋梗塞
僕の場合は、赤字に示す症状が疑われます。肝硬変、慢性肝炎、は急になるものではないので、青字のアルコール性肝障害が一番濃厚なような気がします。
精密検査
うだうだ言っててもわからないので、精密検査に行ってきました。
精密検査は、採血とエコーでした。そこでさらに異常があればMRIなどを取るみたいです。
結果
結果は、異常だった数値も元どおり、何の異常もありませんでした。一時的に肝臓が炎症を起こしていたんだと思います。
まあ、前日飲みすぎたとか、腹を殴られたとか?笑
あと、激しい運動をしたあとも数値が上がりやすいらしいです。ジムトレーニングの成果なのか?笑
とりあえず、何もなくてよかったです。
健康診断で、何かと引っかかることがあるかもしれません。異常がない場合が多いかもしれませんが、とりあえず病院で検査を受けた方が無難だと思います。安心が買えます。