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30代サラリーマンが輝くためのブログ

大雨による被災地(倉敷市真備町)の現状と今後の対応、ボランティアに行く時の注意点



お世話になります。

 

リーマンたくです。

 

この記事では、大雨による被災地(倉敷市真備町)の現状と今後どのように対応していけば良いか、ボランティアに行くことがある方は、どう言ったことに注意しなければならないかなどを、わかる範囲で紹介します。

 

広島、愛媛など他の地域は、行ってないので現状は分かっていません。(すみません)

 

僕は現在、岡山に住んでいるのですが、今回大雨の被害にあった地域付近で生活しています。

 

幸い我が家は、実家の床下浸水だけですみました。

 

しかし、近くの真備町では、死者も多数出る大災害となってしまいました。

(真備町がクローズアップされていますが、矢掛町もひどかったです)

 

先週から、ボランティアなどで、真備町の方に行っているのですが、悲惨な状況に涙しそうに。

しかし、被災した友達などは、大変そうですが、笑顔で頑張っていたので、いつも通りを心がけました。

 

最初、ボランティアに行くことも「逆に邪魔にならないか?」「気を使わせてしまうのでは?」と悩んでいたのですが、行ってとても感謝されたのでよかったです。

 

中には、自分のペースでやらせてください、怪我や熱中症、感染症になってもらったら困るのでと断られる方もおられます。そう言った時は、その人に意向に従うべきだと思います。

 

被災地(倉敷市真備町)の現状

災害から一週間たちました。

被災者の方は、毎日毎日、暑い中、片付けを頑張っておられます。

気を張っているから、倒れずできていると言った、みなさん限界な状態です。

 

環境が劣悪です。

川が氾濫したので、泥が流れてきて、また下水なども流れてきている状況です。

一週間たった今は、道などは乾いているので、粉塵が酷いです。

一日車を止めておくだけで、車は真っ白。

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また、匂いも酷いです。下水などが流れてきていますからね。

暑さで腐ったような、なんとも言えない腐敗臭がします。

クリーンセンターなどでゴミを受け入れているのですが、そこでの粉塵や匂いも酷いです。

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暑さも、連日35℃超え。もちろんクーラーなど使えるお家もほとんどないので、熱中症者も多数。

 

ゴミですが、道沿いにもたくさんあります。他にも動けなくなった車がそのまま放置されていたりします。

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道沿いに出しているゴミは、自衛隊などが回収して行っているみたいです。

道沿いにゴミがあり、また、真備町はもともと道の狭いところが多く、車が通りにくくなっています。

ボランティアなどで来られた方の車も多く(最初は被災地を見学しに行くだけの輩もいたようです)、真備町内は、大混雑。

時間帯によっては、現場に着くのに数時間かかることもあります。

 

火事場泥棒で、窃盗が多発していると現地の人が言っていました。逮捕者も出ています。心無い人がいますね。

 

被災者の方が現在住んでいる所ですが、2階が無事だった人は、2階で住んでいたり、親戚、実家、兄弟の家、働いている会社が提供してくれる寮などで生活されているとのこと。

 

今後の対応

被災者の方は、時間に追われています。

 

なぜなら、早く片付けをし、家の壁や床下を乾燥させなくては、家の柱が腐ってしまいその家に住めなくなってしまうからです。また、暑さのせいで、片付けをしていないと、日に日に腐敗臭が強くなってしまいます。

 

また、リフォーム業者や工務店にお願いすることになると思うんですが、それも順番となります。早く対応すればするほど、いつも通りの生活に戻る時間が早くなります。

 

そんなこともあり、悪徳クリーニング業者なども出現しているみたいです。被災者の方は注意して頂きたいです。ネットなど見る方は、そう言った情報は知っていると思いますが、年配の方などは、何も知らずにぼったくられる危険があるので、みじかに被災者がおられる方は、教えてあげましょう。

 

また、建築業や解体業にツテがある方は、紹介してあげたら助かるらしいです。

 

時間に追われている被災者の方、電話がかなりかかってきていました。

内容としては、保険屋からの電話、友人、会社の人から大丈夫か?という電話がほとんど。

電話ばかりかかってくると、片付けがすすみませんよね?

 

僕もボランティアに行ってた時に、会社の上司から現場の状況は?必要なものは?など電話ばかりかけてくるので、かなり迷惑でした。

やってあげたいという気持ちは分かりますが、電話ばかりするのはやめたほうがいいと思います。

ありがた迷惑ってやつですね。

 

電話をするなら、作業をしていない夜の時間帯(疲れておられると思うので遅くは厳禁)、内容は手短に、もしくは、メールやLINE(返信がなくても仕方ないと思う)で連絡しましょう。

 

はじめにも書きましたが、手伝って欲しい人と、そうでない人がいます。

気を使う方は、ボランティアにきてもらったほうが、余計疲れる人もいます。

自分の何かやってあげたいという気持ちを押し付けないようにしましょう。

 

何かやりたい気持ちがあるなら、寄付金、自治体のボランティアなどに参加されてはどうか?と思います。

 

 

Tポイント、楽天ポイントでも募金可能です。またクレジットカードでも募金可能です。僕も少額ですが協力させてもらいました。

 

今後、被災者に対してどのように対応すべきか、まとめると

などだと思います。

必要以上のことを押し付けることはやめたほうがいいと僕は思っています。

ただ、遠慮してるってこともあると思うので、そこは、話を聞いて感じ取りましょう(これが一番難しい)

 

ボランティアに行く時の注意点

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ボランティアに行く時の服装、持って行くもの

・帽子

帽子は、頭を守る、日差しから守るなどで必要。安いものでもいいので買っておきましょう。

 

・ゴーグル

ゴーグルは、粉塵や泥水などから目を守るために必要なんですが、正直、汗でつけていられないです。暑いし、曇るし。

帽子の上につけておいて、泥水などが跳ねそうな場面で装着することでもいいかもしれません。僕の友人は、目に泥水が入り炎症を起こしてしまったみたいなので、バランスが難しいです。

 

・長袖、長ズボン

暑いからといって、半袖半ズボンとかは絶対にやめましょう。

感染症などになってしまう原因となりますし、怪我をする可能性もあります。

 

・マスク

 マスクは、普通ものより粉塵用のマスクが良いです。

普通の密着型のマスクは、汗でマスクが濡れ、呼吸が出来なくなるので、粉塵用のマスクが良かったです。

 

・タオル

タオルはたくさんあったほうがいいです。汗の量も半端ないですし、すぐ汚れます。

4〜5枚は必要です。

 

・手袋

手袋は、用途によって分けたらいいかなと思います。

普通にものを運び出すとかなら、グリップ手袋。

 

洗浄など水を使ったりする場合やドロドロのところでは、ゴム手袋。

 

ずっとゴム手袋だと蒸れたりするので、使い分けたら良かったです。

 

 

・長靴

長靴は、滑り止めがついていて、できれば、安全靴タイプ(先芯が鉄板など硬いもの)がベストです。そして、水が侵入しにくく縛れるもの。

乾いたと行っても、日陰などで乾いていなところも多々あります。ドロドロで滑りますので滑り止め付きで。

重たいものを持つので、ものが落ちてきた時に足を守ることができる長靴が良いですね。

 

・水分

1日1人4〜5Lは用意しておいたほうがいいです。

3Lでは足りませんでした。

そして、OS-1なども持って行くべきですね。全然違います。

・食べ物

正直、暑すぎて食べる気力がありません。

衛生面的にも良くないので、弁当を買って食べようって気にはなれません。

ウイダーインゼリーとかが良かったです。

被災者の家族の方が、そうめんを作ってきてくれたのですが、それも美味しかったです。

栄養が簡単にとれるものを推薦します。

・クーラーボックス

食べ物や飲み物、体を冷やす氷などを入れておくのにクーラーボックスは必須です。

・ウエットティッシュ

断水が続いている地域もあるので、除菌タイプのウエットティッシュも必須。

感染症を防ぐにも清潔を保ちましょう。

・傷の手当道具

怪我をしてしまった時の消毒や絆創膏などあったらいいと思いました。

そこから感染症になることがあるので、怪我をしたら無理は禁物です。

 

※このページから収益が発生した場合は寄付させて頂きます。

交通手段

近くの駅から、歩くとかは結構厳しいです。

車も多く道も狭く、ゴミもあるので、大きい車は不便です。(トラックは必要)

ベストは、軽トラだと思います。

 

軽トラを持っていない方は、軽、もしくは、バイクなど。

そして、かなり汚れるので、新車などはやめたほうが無難かなと思います。

 

路面は汚れてはいますが、ぐちゃぐちゃで通れないとかはあまりないので、4WDなどでなくても大丈夫です。

 

体調管理

 体調がすぐれない場合は無理してボランティアに参加することはやめましょう。

被災地でのボランティアは過酷です。

熱中症や感染症にかかってしまうと、逆に迷惑になってしまうので。

気持ちだけ先行するのは良くないです。

自分の体力と相談しましょう。

実際に1日に何人も救急車で運ばれています。

 

そして、ボランティアに行かれた方は、少しサボってるくらいで作業しましょう。

張り切りすぎると、倒れます。

被災者の方はそのことをよくわかっておられるので、決して無理はさせません。

30分に一回ほど休憩をとりましょう。

作業着の洗濯

作業した後の服は、泥まみれになります。

その泥はかなり不衛生なので、洗濯機に入れる前に、泥を手洗いで落とし、塩素系の洗剤につけて除菌した後、洗濯しましょう。

一応、他の洗濯物とは別に洗った方がいいです。 

まとめ

被災地のために何かやりたいと思われた方の参考になればと思います。

 

ボランティアに行かれる方は、気をつけてください。

 

皆さんの協力で1日も早い復興ができることを願っています。

 

ボランティアも今は多いかもしれませんが、これからどんどん減ってくると思います。

(募金も)

みなさんの力が必要なはずです。

僅かながらでも僕も力になれたらなと思っています。