お世話になります。
リーマンたくです。
職場の先輩で、正しいことを言っているのに、話し方、伝え方が良くなく、嫌われている人がいます。
もったいないな〜と思うんですが、どうすればそれをわかってくれるか?
「伝え方が9割」という本があったなと思い出し、それを読んでもらおうと思いました。ということで、職場でのコミュニケーション向上させたいので、この本を読んで、みんなで共有しましょうと部長に提案。
すんなりとOKをいただき、全員に会社の経費で配布。
中々わかりやすかったので、その内容をご紹介。
伝え方にも技術があった
人生は伝え方で変わる。そんな大切な技術なのに鍛えている人が少ない。
うちの職場の先輩もそうです。
伝え方には技術がある。
例えば、
「考えるな、感じろ」
「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きているんだ!」
など、正反対の言葉で、伝えたいことを強調している。
ただ、「感じろ」や「事件は現場で起きています」などと伝えるとインパクトがなく、人の心を動かすことは出来ません。
最近の会社では、コミュニケーションがうまくとれる人が出世している傾向があります。伝え方が現在の時代に求められています。
ノーをイエスに変える技術
①自分の頭の中をそのままコトバにしない
②相手の頭の中を想像する
③相手のメリットと一致するお願いを作る
この3つはどんなお願いにも万能です。
②の相手の頭の中を想像するを7つのステップでイエスに変える切り口が紹介されていました。
①相手の好きなこと
相手のメリットを伝える時に用います。
②嫌いなことを回避
相手のデメリットを伝え、注意をしてもらいます。
③選択の自由
相手に選択してもらうようにします。
④認められたい欲
相手を認める発言をします。
⑤あなた限定
あなたしか出来ない!などの限定感をもたせます。
⑥チームワーク化
一緒に頑張ろう!とチームワークを持つようにする。
⑦感謝
ありがとうとまず伝えましょう。
強いコトバを作る技術
世の中の情報量は、10年で530倍となっています。その中で、強いコトバを持つことで、他人に印象付けることが出来ます。強いことばを作る技術として、5つ挙げられていました。
①サプライズ法
「!」をつけること。「好き」「好き!」とすることで、言葉が強調されます。
他に「びっくり〜」「そうだ〜」「ほら〜」「実は〜」などを使うことが挙げられていました。
②ギャップ法
反対ワードを使うことでギャップをもたせます。例えば、「あなたが好き」をギャップ法で表すと、「嫌いになりたいのに、あなたが好き」と伝えます。
③赤裸々法
普段感じても言葉にしなかったことを、あえて赤裸々に伝えること。「思い出しても顔が真っ赤になるくらい、素敵な夜でした」などが例えで挙げられています。
④リピート法
同じ言葉を繰り返すことです。チューリップの歌みたいに「さいた、さいた。チューリップの花が」とさいたを繰り返すことで、印象付けることができます。
⑤クライマックス法
人の集中力は20分と言われています。1時間の話を聞いていて眠くなるのは当たり前。ですから、事前にカウントダウンを伝えることで集中力を持って聞いてもらえます。例えば、「これだけは覚えてて欲しいのですが」などのクライマックスワードから始めることです。これで、寝ている人も目覚めるはずです。
まとめ
この本の概要を説明しましたが、もっと具体的内容も載っています。
「確かにそれができたらな〜」とか思う部分も多々あり。
けど、難しいな〜とも思う箇所もあり。
伝え方が9割と言うタイトルで話を進めているが、本当にその通りだと感じさせられました。と言うか、僕もそう思ってたので、この本を読みました。
センスがある人は、この本の内容を、無意識に実践していることに、気づきました。
それらの人に近づくために、この本の内容を少しでも実践できたらと思いました。