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【読書感想】:西野亮廣さんの著書、革命のファンファーレは信用を得るための実践的な教科書だ!



お世話になります。

 

リーマンたくです。

 

今更ながらですが、西野亮廣さんの「革命のファンファーレ」を読みました。

 

この本はマーケティングの実践的な教科書だと思いました。

 

その中でも、僕が気になった点をシェアできたらと思います。

 

西野さんも本の中で、どんどん無料で内容を宣伝してもいいとかかれいたので遠慮なく書かせてもらいます。

 

お金を稼ぐな。信用を稼げ。「信用持ち」は現代の錬金術師だ。

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この本の中心である「信用」について書かれてます。

 

信用の勝ちとるために、「嘘をつかない」ことを徹底した。

 

確かに、嘘をつく人は、一般的に考えても信用できないですよね。

でも、その当たり前がなかなかできないのが実情かと思います。

 

嘘をつかないということは、「自分の意思を明確に表明する」ことである。

自分の意思を表明することは、簡単そうに見えてすごく難しいことだと思う。

それでも、その意思を表明しやすい環境を作り、意思を明確化する。そして、嘘をつかなくていい環境を作る。

それが実現できたら、信用力が上がるんだと思います。

 

入り口でお金をとるな。マネタイズのタイミングを後ろにずらして、可能性を増やせ。

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土地に限りがあるから、土地を奪い合う。もし限りがない、無限に続く土地があったなら、奪い合いは発生しない。奪い合いがなければお金は発生しない。そんな無限の土地があるだろうか?ある。インターネットの正解だ。インターネットによる物理的製薬の破棄は、ありとあらゆるものを無料化した。

限りがあるものについては、そこに代金が発生してしまうが、限りのないものだと無料化できる。それがインターネットの世界で、西野さんは。「えんとつ町のプペル」を無料公開した。

 

この無料公開により、売り上げがさらに増加した。

これは、入口を無料にしているだけで、マネタイズのタイミングをずらしているだけだということ。

 

過去の常識にしがみつくな。その船は、もう沈む。逃げろ。

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無料公開した絵本の売り上げが伸びた理由は、フリーミア戦略と言って、「基本的なサービスや製品は無料で提供し、さらに高度な機能や特別の機能については料金を課金する仕組みのビジネスモデルである」

 

スマホのゲームとかの課金もこのフリーミア戦略だと思います。無料でダウンロードして遊ぶことができるが、いいアイテムをゲットするためには課金が必要。

 

絵本の場合は、データとしての絵本が通常盤で、物質としての絵本がハイグレード版です。データとしては、絵本を読み聞かせることが難しいことと、絵本の場合はネタバレがスタートラインであるということ。絵本を買うときは、その作品がどんな内容なのかを吟味して買う、買わないを決めたいですもんね。

 

まずは、買うか、買わないかのステージまで持っていかないと、売れるものも売れない。確かにその通りだと思いました。

 

過去の常識は、無料公開なんてありえないですが、今の常識は無料からの課金であることを再認識させられました。

 

その作品を守る為に、「著作権」は本当に必要か?

 

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えんとつの街プペルは著作権をフリーにしている。

フリーにすることで、演劇やグッズなどに使われる。

その印税は入ってこないが、作品を知ってもらえるチャンスになっている。

その一部の人でも絵本を買おうとなってくれればいい。

なので、著作権はフリーにしているみたいです。

 

一見、もったいないと思いがちですが、本当の目的は、絵本を知ってもらい、読んでもらうことなので、これが正解なのかなと僕も思いました。

 

貯金から貯信の時代へ

お金の為の著作権ならなおのこと、権利を解放し、できるだけ多くの人に無料で使ってもらい、そのことで多くの人の生活をバックアップし、「使わせてくれたありがとう」という信用を稼いだほうがいい。

 

信用を稼ぐことで、実際に稼ぐことができると僕は実感しています。信用のない人からは、ものを買いたくありませんし、信用のない人の商談は応じません。信用のない会社とは取引もしたくありません。

 

信用は稼ぐための最重要事項だと僕も思いました。

 

信用時代の宣伝は、口コミが最強。口コミをデザインしろ。

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現代の宣伝力は、つまり信用力だ。信用が加担されない広告に、広告効果などない。

広告は「いかに口コミさせるか」の勝負になってくる。

 

顔の見えない広告担当者がSNSなどで宣伝するのと、仲良い友人が宣伝しているのとではどちらを信用しますか?

 

僕は広告担当者はいいところばかり見せているので、信用できなく、仲良い友達が実際に体験したことを口コミで広めている方を信用します。

 

ですから、宣伝を効果的に行うには、口コミをフルに活用すべきだと思います。

 

お客さんがお客さんを呼んでくれる、これは、どのビジネスにおいても最強だと感じます。

 

努力量が足りていない努力は努力ではない。誤った努力もまた努力ではない。

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えんとつ町のプペルは正方形の絵本である。

その理由として、ほんの中で撮影スポットを作り、インスタグラムで拡散してもらうためだ。

この「革命のファンファーレ」も見出しはスクエアで撮影できるようになっており、僕もその写真をこのブログで引用させてもらってます。

これは、「自分の時間を使った宣伝ではなく、他人の時間を使った宣伝だ。」

常識を疑い、実践し、修正点をあぶり出し、伸ばすべきポイントを徹底的に伸ばす。その繰り返しだ。その先にしか、未来はない。

 無駄な努力はしない。成果が出ていないのなら努力が足りない。努力に仕方重要ですね。

 

老いていくことは「衰え」ではない。「成長」だ。

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100歳時代の僕たちが幸せに生きていくためにやらなければならないことは、「アンチエイジング」を推薦することではない。歳を重ねることを「衰え」ではなく、「成長」にすることだ。その答えを探すことだ。

 歳を重ねるにつれ、「若い人はいいなー」とか思うようになりました。

あの時こうしていればとか色々。

でも、その経験がこれからを作る。

衰えと捉えるのではなく、成長と捉えることは、これから歳をとっていくことを楽しみにできる言葉だと思います。

どんどん成長していきたいですね。

 

次の時代を獲るのは「信用持ち」だ。

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お金を信用に両替することはできないが、信用をお金に両替することはできる。

信用もちは現代の錬金術師だ。

個人の信用そのものが売り物となる職業が世に出てくるだろう。

 

 

 

会社の信用もそうですが、個人の信用がないと、商品も売れないと思いますし、営業などもとってこれないと思います。

 

どの職業でも信用は大切だと感じます。

 

ものやサービスを売る職業ではなくても、上司からの信用、後輩からの信用により、仕事が円滑に進むか、いい評価を得て給料が上がるか、そんなことにも影響してくると思います。

 

踏み出す勇気は要らない。必要なのは「情報」だ。

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情報は行動する人間に集まり、さらなる行動を生み、また情報が集まってくる。

 

行動の連鎖。

行動できない理由は、情報収集をサボっているせいである。

情報さえあれば、誰でも行動できると思う。こうやったら成功するという情報があればその通りにするだけだ。

なので、情報収集をしっかりして、行動に移す。

失敗したら取り返せばいい!

 

劇団ひとりの感想

ゴットタンで劇団ひとりさんが革命のファンファーレを読んだ読書感想を披露されていました。

『革命のファンファーレ』を読んで

 西野が本を書いた。どんな本かと思い手に取ったらまさかのビジネス書であった。西野が描いた「えんとつ街のプペル」という絵本を通じてビジネス界へ一石を投じている。絵本というファンタジーの世界から程遠い現実的で策略的な面が赤裸々に綴られており、売上至上主義というある種クリエイターにとっては残酷であり、無慈悲な数字の羅列に対し、真っ向から勝負する著者の姿勢には驚かされた。

 そしてかの天才ピカソは絵を描く以上に商売が上手かったと言われている。しかしゴッホにはそれができなかった。もしゴッホが本書を読んでいれば歴史は大きく変わっていたに違いない。

 未来のゴッホたちよ、本書を手に取れ。聞こえてくるのは革命のファンファーレだ。

素晴らし、感想だと思います。

まとめ

「革命のファンファーレ」で繰り返し述べられていたのは、とりあえず、信用を得よう、そうすれば結果が出る!ということです。

その信用を得るために、どのように行動したらいいか、具体的な例を示し、わかりやすく、説明してくれているのがこの本です。

信用は本当に大切だと、この本を読む前からわかっていましたが、再認識させられ、またどのように行動すればいいかの指針を得ることができました。

2〜3時間で読むことができ、読みやすい本なのでぜひみなさんも読んで見てください。

子供の読み聞かせ用に、「えんとつ町のプペル」も購入しました。